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飲食バカな放浪家ミニマリストがアルザシアンと結婚して30代の生き方について考える

動物と一緒に暮らしている全ての人たちへ(後編)

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こちら成田空港でのショップにて。あれ…?よくみたらチワワって書いてる。てっきりポメラニアンだと思い込んでた…。
あ、こんにちは、みほつー( @Miho2blog )です。

動物全般好きなのですが、とりわけ自分の家の犬はやっぱり可愛いもんなのでつい写真を載せまくってたら長くなってしまったので、2つに分けて書くことにしました。
ぜひ前編からお読みいただけると嬉しいです。

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犬を迎え入れてからの家族の変化

前編でも書いたのですが、以前の我が家は本当に家族間での会話がほぼ皆無に近かったのですが、愛犬キャロルが来たことによって飛躍的に会話が増えていったんです。

キャロルが来てからはいつも犬が生活の中心にいるようになりました。家族みんなが何をするにもキャロルを優先に考えて行動するようになり、それが潤滑油のような役割を果たして人間同士のコミュニケーションも知らない間にスムーズになっていきました。

ちなみにポメラニアンってこんな犬

  • 好奇心旺盛
  • 活発(じっとしているのが苦手)
  • 学習能力が高い
  • 飼い主と一緒にいることに喜びを感じる(甘えん坊)
  • 気が強く自己主張も強い
  • 警戒心が強い
  • よく吠える
  • 骨が細い

などがあります。全部当てはまるうちのキャロルさん。

そんなキャロルは今までに緑内障の手術や肺の病気を患ってきました。

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これが数年前に緑内障の手術をした時のもの。右目が縫われて痛々しい

今では術後の後遺症は見受けられず元気にしています。この小さな体で一生懸命耐えて乗り越えて来ました。でもそんなキャロルが著しく変化を見せた時があったんです。

2年半前の父の死

口数の多くない父でしたが、子供達以上にキャロルを可愛がっていました。私たち兄弟が自由にし過ぎていて匙を投げられてた説もあるんですが

休みの日にはいつものソファーでキャロルをお腹に乗せて一緒に昼寝をし、たまに散歩に行くというべったりな過ごし方をしていたようで、お互いにとっていることが当たり前の存在になっていました。

父の死はとても急な出来事で入院した日から亡くなるまで家に帰って来ることはできませんでした。母は看病のため毎日病院へ、私たち兄弟も実家を出ていたので家に1匹でいることが必然的に多くなって来たある日のこと。

薄暗く狭い所に隠れ、ご飯もあまり食べなくなり、お腹を下し、変な鳴き声をあげるようになってきたそうです。(私は当時海外にいて後から母に聞いた話です)

たぶん彼女なりに何かを感じ取ったんだと思います。今まで居た父がいなくなって、母の元気のない様子を見て、言葉を話すことができない分、体調に全てが現れてしまったんです。

言葉を発することができない”対象”に出来ること

当たり前の事ですが犬は人間の言葉は話せないけど、一緒に過ごして行くうちにいくつかの単語やことがを理解するようになります。お互いが分かり合うためには共通でできるコミュニケーションがとても大事になってくる。
私はそれがスキンシップだと思うんです。

対動物に対してはもちろん、赤ちゃんや高齢者、何らかの持病の為話すことが困難な人。そういう人たちへ声をかけることも大事だとは思うんですが、こちらが一方的に話せても相手は話したくても話せないのなら、それはちょっとアンフェアな気がするんです。

だから私は声をかけて抱きしめるとことで相手にもっと伝わるんじゃないかと思うのです。肌の温度や心音、呼吸でこっちの感情が相手に伝わりやすい。そう思ったので海外から帰国した際に、たくさんの管に繋がれて意識のない父を抱きしめて会話をしました。
家に帰ってからキャロルにも同じことをしました。

それが実際相手にどう作用したかは分からないけど、ちょっとは伝わったんじゃないかなって信じています。

愛犬が教えてくれたこと

結局父は入院してから1ヵ月半で亡くなってしまったのですが、今まで以上の愛情表現を出来るだけするように心掛けました。
おかげでキャロルはだんだん以前の状態に戻ってきました。父が亡くなってしまったという事実は彼女には分かっていないとは思うけど、もう一緒にいることはできないことはうっすら理解してるみたいです。

この一緒に生きて来た15年間の間にキャロルに教えてもらったことがいくつかあるのですが、その中で最も私の意識の中に強く芽生えたことは「想いは言葉として伝えないと相手には何も伝わらない」というとてもシンプルなことでした。

言葉を操る人間同士でも会話をしなければ意思疎通ができない。言わなくても分かるだろうっていうのは完全なるエゴ。話をしたって解釈を間違えたりするんだから会話ってしてもしても足りないなって思います。

それに気づいてから母と本当にたくさん話をするようになりました。お互いに間違ってた思い込みや解釈、ワダカマリも解消することができました。
私は結婚してフランスに住んでいますが、今では母とは2,3日に一回は電話やLINEをするようになりました。

最後に

動物は言葉が話せません。粗相をしたり、ものを壊したりして腹が立つときもあると思います。でもそんな時こそ一度冷静になって彼らは言葉が話せないことを思い出して欲しい。感性はとても発達してるからあまり罵倒しないで欲しいと思います。
負の感情をとても敏感に感じてしまうから。 

それこそ言葉の暴力。近年ある動物虐待の一種のようなものです。
家族の一員として迎え入れ、人間よりも短い命しかない彼らだからこそ、ありったけの愛情を言葉と行動で表現してあげてください。

カッとなりやすい私自身の自戒を込めて。
全ての動物が幸せな人生が送れる世の中になるといいなぁ。